缶にシルク印刷をするポイントについて徹底解説!メリットやデメリットもご紹介

缶に印刷する方法には、シルク印刷・オフセット印刷・インクジェット印刷があります。
シルク印刷は、さまざまなアイテムに印刷できる方法として有名です。
この記事では、シルク印刷について詳しく解説いたします。



〇シルク印刷とは?
シルク印刷とは、別名「シルクスクリーン印刷」とも呼ばれている印刷方法のひとつです。


シルク印刷は、1色ごとに絹でできた版板(スクリーン)にインクを刷り込んで印刷します。使用されている版板(スクリーン)が絹でできているため、シルクスクリーンと呼ばれています。


シルク印刷で使用する版板(スクリーン)はメッシュ状になっており、インクが通過することで、印刷をしたいアイテムに印刷ができます。


印刷をしないところには、インクが通過しないように処理をしておきます。色ごとに版板(スクリーン)を用意しなければならないため、カラー数が増えるほど、版板(スクリーン)の数が必要です。版板(スクリーン)にインクを載せたらスキージ(ヘラ)でインクを乗せて印刷していきます。



〇シルク印刷のメリットとは?
シルク印刷には、特有のメリットがあります。

シルク印刷の主なメリットは以下の3点です。
● 小発色がよい
● 金・銀・蛍光・ラメが再現できる
● 耐久性が高い

それでは、シルク印刷のメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。



【発色がよい】
シルク印刷は、インクの量を調整できます。そのため、印刷するアイテムの影響を受けることなく、印刷が可能です。


【金・銀・蛍光・ラメが再現できる】
シルク印刷では、金・銀・蛍光・ラメなどのインクが使用できるため、金・銀・蛍光・ラメの再現が可能です。ほかの印刷方法では、再現できないこともあるため、金・銀・蛍光・ラメを再現したい場合には、シルク印刷を選択するとよいでしょう。


【耐久性が高い】
シルク印刷の場合、印刷するアイテムにインクを染み込ませずに、素材の上にインクを乗せてから乾燥させてカラーを定着させます。その結果、劣化しづらく、きれいな状態を維持できます。


シルク印刷のデメリットとは?
シルク印刷には、特有のデメリットがあります。

シルク印刷の主なデメリットは以下の3点です。
●カラー数が増えれば増えるほど、版板(スクリーン)がかかり
シルク印刷ができなくなる(1色)
●グラデーションに対応していない

それでは、シルク印刷のデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。


【小ロットに向いていない】
版板(スクリーン)はロット数に関係なく、カラーごとに必要です。そのため、小ロットでシルク印刷をすると、割高になってしまいます。



【カラー数が増えれば増えるほど、版板(スクリーン)がかかる】
版板(スクリーン)は、カラー数ごとに必要です。そのため、カラー数が増えれば増えるほど、シルク印刷に向かないので、別印刷方式を選ぶといいでしょう


【グラデーションに対応していない】
版板(スクリーン)は、カラーごとに必要ですが、1色ずつにしか対応できません。ですから、グラデーションのような1色刷りで何色も使用するような印刷は不可能です。グラデーション印刷を行いたい場合には、多色刷りのオフセット印刷方法にする必要があります。


缶にシルク印刷をするポイントとは?
缶をシルク印刷するポイントは、以下の2点です。
● 小ロットから印刷が可能
● 選択できるカラーが多い


シルク印刷では、缶を成型した後に直接インクを乗せて印刷していきます。
小ロットから印刷が可能であるため、少しだけオリジナルの缶を作りたい方にぴったりの印刷方法です。



また、金・銀・蛍光・ラメも使用できるなど、選択できるカラーが多いので、お好みのカラーで印刷ができます。


〇まとめ
缶に印刷する方法の中から、今回はシルク印刷についてご紹介いたしました。
シルク印刷にはメリットもデメリットもあり、そのどちらも知っておくことで、シルク印刷を選択するべきかが判断できるようになります。



小ロットかつ金・銀・蛍光・ラメの使用や耐久性の高い印刷を缶に施したい場合には、シルク印刷を選ぶとよいでしょう。


カンカンラボcancanlaboでは、印刷方法のひとつとして、シルク印刷も選んでいただけます。



たとえば、色付きの缶の外側にシルク印刷でかわいいロゴ印刷が可能です。
また、四角や丸のかわいい缶をお好みの印刷付きで多数ご用意できますので、ご入用の方はお気軽にご連絡ください!

〇商品紹介

https://cancan-lab.com/product/

〇ロゴ印刷した缶・無地ラベルの缶・オフセット印刷角缶

〇編集後記
今回は缶にできる印刷方法を知っていただきたく、シルク印刷についてご紹介いたしました。
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この記事を書いた人

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