缶に印刷する方法には、金属印刷と呼ばれる印刷方法があります。金属印刷の方法には、特徴があるので、その特徴を知っておくことで、オリジナル缶を制作するときに役立つでしょう。
この記事では、金属印刷とはどういった印刷方法なのかについてご紹介いたします。
金属印刷とは?
金属印刷とは、金属板に施す印刷のことをいいます。ここでいう金属板とは、ET材・TFS材・アルミ材・サテン材のことです。
金属板の表面には白地または透明のアンダーコートを施し、裏面にはビニル樹脂系塗料やエポキシ樹脂系塗料を塗布します。白地のアンダーコートを施すのは、印刷効果を上げるためであり、ビニル樹脂系塗料やエポキシ樹脂系塗料を塗布するのは、耐水・耐酸・耐薬品性を与えるためです。
金属印刷をした後は、仕上げニス塗装をして仕上げます。
金属印刷でできる印刷方法とは?
金属印刷でできる印刷方法には、「オフセット印刷」があります。
オフセット印刷とは、平らな版を使用し、版についたインクをブランケットと呼ばれるローラーにオフ(転写)する印刷方法です。
オフセット印刷では、基本的に以下の4色のインクを使用します。
- C……Cyan(シアン)
- M……Magenta(マゼンタ)
- Y……Yellow(イエロー)
- K……Key plate(キープレート)
このように、オフセット印刷では、4色の組み合わせで、単色カラーやフルカラーを再現します。カラーのグラデーションや濃淡は、インクの量を調整することで再現が可能です。また、オフセット印刷では、メタリックカラーの印刷も可能な場合があります。幅広いカラーを楽しみたいときには、オフセット印刷が向いているといえるでしょう。
オフセット印刷は、仕上がりが繊細なので、文字やロゴなどをしっかり再現するのに適しています。光沢感や鮮明さを持った高品質な印刷をしたい場合はオフセット印刷を選択するとよいでしょう。
ただし、版を使って印刷をするため、細かい部分を変更した印刷をしたい場合には不向きです。細かい部分を変更した印刷をする場合には、版をつくり直して印刷しなければならないので、別の印刷方法を選択した方がよいといえます。
また、スピーディーに印刷できるため、大ロットの印刷にも向いています。オフセット印刷では、版を使用して印刷するため、大量に印刷をしても同じクオリティで印刷しつづけられるので、
高いクオリティを維持することが可能です。ただし、版を作るには時間がかかるため、納期は少し長めに見ておくことが大切です。オフセット印刷でオリジナル缶の制作をする場合には、スケジュールに余裕を持たせて、製缶・印刷業者に依頼しましょう。
金属印刷でできるオリジナル缶
cancanlaboは、金属印刷のプロであり、オリジナル缶を作ることができます。
cancanlaboの場合、金属印刷であるオフセット印刷は3000缶からのご注文を承っています。
cancanlaboのオフセット印刷は、ノベルティや記念品としてオリジナル缶を制作するときに最適な印刷方法です。
金属印刷でオリジナル缶を作りたいときは、cancanlaboにお任せください。
まとめ
金属印刷とは、どのような印刷方法でどんな特徴があるのかについてご紹介いたしました。
金属印刷には、オフセット印刷という方法があり、オフセット印刷を選択する場合には、その特徴について詳しく知っておく必要があります。
カンカンラボcancanlaboでは、金属印刷(オフセット印刷)でオリジナル缶を制作することが可能です。
缶の天面(缶の上の面)・側面に金属印刷(オフセット印刷)をすることで唯一無二のオリジナル缶を作れます。
また、オフセット印刷をしたさまざまな缶を多数ご用意できますので、ご入用の方はお気軽にご連絡ください!
無地ラベルの缶・金属印刷(オフセット印刷)ができる缶などはこちら
編集後記
今回は金属印刷について詳しくご紹介いたしました。
cancanlaboでは、バラエティ豊かな缶を手配可能です。
弊社は海外の缶製造・印刷工場と業務提携しており、5,000個以上のロットでの缶の製造、印刷も得意としています。
迅速にオリジナルな缶を作りたい方、缶のみのご注文も承っておりますので、ぜひ、弊社のSNSもご覧ください!
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