缶に印刷する方法には、シルク印刷・オフセット印刷・インクジェット印刷があります。
オフセット印刷は、大量に印刷するのに向いている印刷方法です。
この記事では、オフセット印刷について詳しく解説いたします。
〇オフセット印刷とは?
オフセット印刷とは、平らな版を使用し、版についたインクをブランケットと呼ばれるローラーにオフ(転写)する印刷方法のことをいいます。
オフセット印刷は、インクの色は基本的にはCMYKの4色です。
以下はCMYKの詳細となります。
● C……Cyan(シアン)
● M……Magenta(マゼンタ)
● Y……Yellow(イエロー)
● K……Key plate(キープレート)
オフセット印刷では、4色の組み合わせで、単色カラーやフルカラーを再現します。カラーの濃淡は、インクの量を調整することで再現が可能です。
〇オフセット印刷のメリットとは?
オフセット印刷には、特有のメリットがあります。
オフセット印刷の主なメリットは以下の3点です。
● スピーディーに印刷できる
● 繊細な印刷ができる
● 量に印刷してもクオリティが下がらない
それでは、オフセット印刷のメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
【スピーディーに印刷できる】
スピーディーに印刷できるため、印刷量が多くても短い期間での印刷が可能です。そのため、大ロットの印刷に適しています。
【繊細な印刷ができる】
オフセット印刷は、仕上がりが繊細な印刷方法です。文字やロゴなどがしっかりと再現できるため、高品質な印刷をしたい場合に向いています。
【大量に印刷してもクオリティが下がらない】
オフセット印刷は、版を使用して印刷するため、大量に印刷をしても同じクオリティで印刷しつづけられます。そのため、印刷のクオリティが下がりません。
オフセット印刷のデメリットとは?
オフセット印刷には、特有のデメリットがあります。
オフセット印刷の主なデメリットは以下の3点です。
● 小ロットの場合、コストがかかる
● 納期まで時間が必要
● 細かい変更ができない
それでは、オフセット印刷のデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
【小ロットの場合、コストがかかる】
大ロットに適した印刷方法であるため、小ロットの場合は、1つあたりの価格が高くなってしまいます。また、オフセット印刷の場合は、最低ロット数が決められていることもあります。
【納期まで時間が必要】
オフセット印刷の場合、版をつくらなければなりません。印刷自体はスピーディーなのですが、版をつくるのに時間がかかります。そのため、必然的に納期の時間が必要となるので、オフセット印刷をする場合には、しっかりとスケジュールを組まなければなりません。
【細かい変更ができない】
オフセット印刷は、版を使って印刷をするため、細かい部分を変えて印刷をしたい場合は、版をつくり直して印刷しなければなりません。そのため、細かい部分を変えて印刷したい場合には、別の印刷方法を選択した方がよいでしょう。
缶にオフセット印刷をするポイントとは?
缶をオフセット印刷するポイントは、以下の2点です。
● 大ロットに向いている
● 仕上がりが鮮やかになる
オフセット印刷では、オフセット印刷機を用いて印刷していきます。
大ロットに向いている印刷方法であるため、オリジナルの缶をノベルティや記念品として作製する際にぴったりな印刷方法です。仕上がりも鮮やかであり、大ロットで美しく仕上げたいときによいでしょう。
〇まとめ
缶に印刷する方法の中から、今回はオフセット印刷についてご紹介いたしました。
オフセット印刷にはメリットもデメリットもあり、そのどちらも知っておくことで、オフセット印刷を選択するべきかが判断できるようになります。
大ロットかつ繊細で鮮やかな印刷を缶に施したい場合には、オフセット印刷を選ぶとよいでしょう。
カンカンラボcancanlaboでは、印刷方法のひとつとして、オフセット印刷も選んでいただけます。
たとえば、色付きの缶の外側にオフセット印刷でかわいいロゴ印刷が可能です。
また、四角や丸のかわいい缶をお好みの印刷付きで多数ご用意できますので、ご入用の方はお気軽にご連絡ください!
〇商品紹介
〇ロゴ印刷した缶・無地ラベルの缶・オフセット印刷角缶
〇編集後記
今回は缶にできる印刷方法を知っていただきたく、オフセット印刷についてご紹介いたしました。
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