今回はデザイン缶の印刷方法についてお話します。
デザイン缶の素材であるブリキ板や表面処理板への印刷方法は主に3種類です。
①オフセット印刷 金属印刷用オフセット印刷機を使い印刷します。 比較的大きいロットの印刷物をきれいに鮮やかに印刷します。4種類のインキ(ブラック・シアン・マゼンダ・イエロー)を使って1枚の原板に塗り重ねていく印刷法です。
長所 印刷面も鮮明に鮮やかな仕上がりになります。 短所 大ロット向けの印刷機である為、最低製缶ロット数が少なくとも3000缶 ~のオーダーになります。
②シルク印刷 シルク印刷機を使って成型後の缶に直接インクを載せる印刷法です。シルク印刷はメッシュと呼ばれる布を張った版を使用し、インクが通過する部分と通過しない部分を作ります。印刷対象物(缶)の上に版を密着させ、メッシュの上にインクを置き、スキージというヘラのようなものを使ってインクを押し出すことにより印刷する方法です。
1色ごとに版を作成して生地に直接プリントをしています。
版さえあればインクや素材を変えるだけで色々なものに印刷することが可能です。(※弊社では1色刷り対応となります) 印刷オーダー数は比較的小ロットに対応でき、最低数100缶程度から受注することができます。
③インクジェット印刷 インクジェット印刷機を使用して、成型後の缶に直接印刷をする方法です。 版を制作する必要がなく印刷データを直接対象物に印字することができます。 こちらも小ロット向けの受注に向いております。メリットとしては、お客様の写真や画像データなどを直接対象物に(印刷可能範囲有り)転写できる点です。 デメリットは、印刷時間が掛かる事と、数缶しか作業できなことで1缶の印刷単価が比較的高価になる事です。
缶パッケージの事ならカンカンラボ(鈴木印刷工業株式会社) デザイン缶の提案から販売までトータルでサポートします!
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